
コンテストの概要
第22回受賞者発表


Angela Wu アメリカ 14歳
国内受賞作


冨田 あおい 愛知県 10歳


福里 香緒利 愛知県 15歳


鈴木 桃香 東京都 11歳


岡田 珠來 北海道 10歳


橋本 彩羽 静岡県 8歳
海外受賞作


Zupan Sara スロベニア 10歳


Miriam Clus ルーマニア 8歳


Adna Aisha Aufa インドネシア 14歳


Muriuki Solomon Mwiti ケニア 14歳


Ardino Joyce P. インドネシア 13歳


Kao Yu Han 台湾 10歳


Meghan Nishith Gajjar インド 9歳

名前 | 国・地域 | 年齢 | |
---|---|---|---|
Chowdhury Ananaya | バングラデシュ | 13 | 作品 |
Tiong Ing Hoe | ブルネイ | 12 | 作品 |
Liang Hey | 中国 | 12 | 作品 |
Zala Khyatiba Girirajsinh | インド | 8 | 作品 |
A. Indulekha | インド | 13 | 作品 |
Kshirsagar Apurva Sanjaykumar | インド | 15 | 作品 |
Nababan Simon Hotditua | インドネシア | 11 | 作品 |
Helma Hassanzadeh | イラン | 7 | 作品 |
Asma Najaf | イラン | 12 | 作品 |
Setareh Shaveysi | イラン | 12 | 作品 |
Absattar Merey | カザフスタン | 9 | 作品 |
Kuan Sing Y. | マレーシア | 8 | 作品 |
Ng Jyn Ray | マレーシア | 11 | 作品 |
Khan Ayesha | パキスタン | 14 | 作品 |
P.A.H.K. Gunasekara Hejith Kalnaka | スリランカ | 8 | 作品 |
Chandrasena Thinugi | スリランカ | 14 | 作品 |
Vidarshee Jayamini | スリランカ | 14 | 作品 |
Yucel Eylul Ada | トルコ | 8 | 作品 |
Bozkurt Cinar Kerem | トルコ | 9 | 作品 |
Bahadoor Aarush A. | モーリシャス | 11 | 作品 |
Hasanli Rena | アゼルバイジャン | 9 | 作品 |
Karneeva Anastasia | ベラルーシ | 10 | 作品 |
Maleshkova Maria Luiza Lyubomirova | ブルガリア | 11 | 作品 |
Busic Marija | クロアチア | 8 | 作品 |
Anna Zahorjan | ハンガリー | 7 | 作品 |
Bator Rebeka Maja | ハンガリー | 9 | 作品 |
Toth Gergo | ハンガリー | 12 | 作品 |
Bader Amina | ハンガリー | 12 | 作品 |
Voyush Nikita | イタリア | 7 | 作品 |
Emersone Hermine | ラトビア | 15 | 作品 |
Amelija Railaite | リトアニア | 7 | 作品 |
Kotryna Vitkauskaite | リトアニア | 10 | 作品 |
Goda Biraite | リトアニア | 11 | 作品 |
Pranskute Inesa | リトアニア | 12 | 作品 |
Adamska Patrycja | ポーランド | 14 | 作品 |
Sofia Duda | ルーマニア | 12 | 作品 |
Odobisteanu Teodora Nicoleta V. | ルーマニア | 14 | 作品 |
Zivkovic Dunja Z. | セルビア | 12 | 作品 |
Topalovic David | セルビア | 15 | 作品 |
Stiakova Vivien | スロバキア | 12 | 作品 |
Bizjak Metka | スロベニア | 9 | 作品 |
Vrabec Nusa | スロベニア | 13 | 作品 |
Sun Kathy | カナダ | 11 | 作品 |
Yoon Hailee D. | アメリカ | 14 | 作品 |
Gonzalez Gabriel E. | ベネズエラ | 14 | 作品 |
総評

子どもたちにテーマを設けて、それに向かって色々考えて描いた絵が見られる、彼らの熱い想いに触発されるこのコンテストの審査会を、1年で一番楽しみにしています。ここにあるすべての絵に1等賞を与えたいほどで、選ぶのは本当に毎回過酷です。私たち審査員はそれぞれの絵との一瞬の出会いを大切にして、心に響いた作品を選ばせてもらっています。
また毎年この審査会で、年を取っていくと日頃の雑用に追われ、自然や人、動物や植物に対する思いやりが子どもたちに比べ、いかに薄れていっているのかを思い知らされます。
動物は外で生活をしているので動くものに反応しますが、私たち人間は止まっているものをじっと見ることのできる生き物です。例えば蝶は、飛んでいる状態では羽がどうなって動き、何故飛べているのか分かりませんが、動かない標本にすると、私たち人間は隅々まで形を見ることができ、その仕組みを絵に描くことができます。だから絵画は頭を働かせる、これが人間と動物を分けた条件の一つではないかと思います。本来ならここにある絵は自宅にすべて持ち帰ってじっくり見たいくらいですが、残念ながらそれができないので、ここでじっくり見させてもらっています。
また、絵画は人間の心が映っている鏡です。ここにある絵は、子どもたちの心がそのまま映っている鏡です。私は子どもたちの心がどう絵に映っているのか、それを学びに毎年ここに来ています。
私たち大人は、子どもたちを子どもだからと軽く扱いすぎてはいないでしょうか?しかし子どもこそが、大人である私たちの初心を強く持っています。子どもの時に誰もが持っていた初心を、大人になってもずっと持ち続けていれば、今日の子どもたちの想いの強さ、重さを理解でき、そうすれば世の中から戦争や無駄遣いがなくなるのではないでしょうか。
画家・東京藝術大学名誉教授
絹谷 幸二
審査会の様子
2022年6月30日に最終審査会が行われました。世界各国の子どもたちが「地球にやさしい生活」のテーマをもとに描いた数多くの作品の中から、厳正な審査の結果、優秀な作品が選出されました。審査員紹介
